
肥料の話で、茎か根っこか紛らわしい罠がありました。
関連記事:は・み・ね 玉ねぎは葉っぱって知ってた?
玉ねぎの食べてるところは根っこじゃなくて葉っぱだの、ユリ根が名前詐欺だの、ジャガイモは茎だの。
今回は茎か根っこか見分ける話です。
葉野菜と根野菜
ちょっとおさらいから。
葉野菜(ようやさい)は、主に葉っぱや茎を食べる野菜。
キャベツ、青梗菜、レタス。そしてアスパラやセロリなどなど。
根野菜は根っこをメインに食べる野菜。
大根、人参などなど。
見分け方① 側根があるか?

ごぼうとか、サツマイモは、ひょろひょろと細い根っこが生えてますよね。
あれを、側根(そっこん)と言うんですね。
わきから出てくる根っこ。
側室とか測道とかいうように、“側”が存在するからには“主”があるわけで。
この、主たる根っこが、我々が食している部分ですぞ、ということです。
側根が生えているものは、根っこ部分を食べる根野菜。
見分け方② 葉緑素があるか?

茎や葉っぱには、葉緑素がある。
緑色の色素で光合成に必要なヤツ。
〜茎に葉緑素〜
ジャガイモを陽の当たるところに放置してたら、緑色になっちゃったことありませんか?
あるある。
これは、ジャガイモに葉緑素が生成された=茎か葉っぱである=根っこではない の理屈で、根野菜ではない証拠ですね。
じゃがいもは地下茎。
レンコンも茎。地下茎。
蓮“根”のくせに。
ユリ根と並んで名前詐欺コンビとしよう。
〜葉っぱに葉緑素〜
長ネギの作り方知ってますか。
伸びたら伸びただけ、わざわざ、土をかけてるんです。
陽に当たると緑になっちゃうから。
関西じゃ、青ネギの方が人気ですが。
というわけで、
長ネギの白い部分も葉っぱ。
玉ねぎの所で書きましたが、芯の固いところ、長ネギでいうと根っこから1センチくらいの所が茎です。
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境目が難しいやつ 大根、カブ

大根は、収穫タイミングが近くなると、地表にハミ出てきます。かわいい。
で、陽を浴びて緑色になるわけですね。
マメな人は土寄せ=青首防止してあげましょう。
長ネギの白いところを作る要領と同じ。
緑になる部分は、葉緑素を持っている証拠なので、根っこじゃないんです。
(植物学上は茎でも葉でもなく胚軸…)
白い部分は側根が生えていますが、上の方は生えませんしね。
カブもおんなじ理屈です。
まとめ
ジャガイモ、レンコン、ユリ根は茎。
長ネギ、玉ねぎは葉っぱ。
大根の根は側根が生えるところのみ。
根っこである証拠は、「側根が生える」「光に当てても緑色にならない」
余談ですが、ウチじゃ、玉ねぎ・トマト・人参のことを、“カレーのはみね”と呼んでいます。
どんなに説明しても母は、玉ねぎは葉っぱだと納得してくれないんだけど。